『ある雨の日』

猫は言う。

「もっと私たちのことを見て」

犬は言う。

「君たちだけでも生きていける」

 

そんな押し問答を、

ウサギは黙って聞いていた。

 

誰が悪いわけでもないし、誰が良いわけでもないのに。

 

シャーシャー

ギャンギャン

 

何か、ずっと、言い合ってる。

ウサギは黙って聞いていた。

 

みんな良い人。

みんな良い人なんだけど、

みんな守りたいものが違うんだ。

 

そう、「守りたいもの」「自分」なんだ。

 

シャーシャー、ギャンギャン。

その力を、

大きな声を上げて自らの主張を叫ぶその力を、

「誰か」の為に使おうとは思わないのか、ってウサギはずっと考えていた。

 

みんな良い人。

ただ守りたいものが違うだけで、争いは絶えない。

 

ウサギはみんなを守りたい。

些細な争いをなくしたい。

 

水滴が我知らずと走り抜ける窓ガラスを見ながら、

ずっとそう思っていた。

 

でも、ウサギは「ねぇ、ちょっと」って声が出なかった。

「自分」を守っちゃったんだ。

 

 

でもね、ウサギは、今はこう思ってるの。

「変わりたいんだ」って。

こんな自分も、

これからは誰かの為に頑張ろうと思ってるんだ。

 

次は、

次こそは、

「ねぇ」って言おうと思うんだ。

 


 

「カンショーザイ!」は、そんなウサギが頑張るブログ。

34年も何も生み出すことなく生きて来たウサギ。

マイナス思考と自己嫌悪、承認欲求でまみれたウサギ。

 

何を思ったか「人生を変えたい」って立ち上がったんだ。

立ち上がったきっかけ、立ち上がってどこへ行くのか、

しっかりと記録していくから、いっぱい見守って欲しい。

 

2018.11/1 みやもとぷらす。

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